木島英登さんにバニラエアが階段式タラップを上らせ批判殺到!?
木島英登さんにバニラ・エアが階段式のタラップを腕の力だけで上らせたとしてネット上では批判が殺到しているようだ。
彼は、バリアフリー研究所代表であり高校時代にラグビーの練習中に脊髄を損傷し、現在車いすでの生活をされている方。
別に差別をしようと思わないが、そのような方に階段式のタラップを腕の力だけで上らせるなど本当におかしすぎる話である。
それも彼は、自力で上っているがなぜ職員は手伝って上げなかったのか?とも思う。
このような事が国内で起きてる事がとても残念で仕方ない・・・
そこで今回は、バニラ・エアが木島英登さんに階段式のタラップを上らせた事やなどについて迫りたいと思う。
バニラ・エアが車いすの木島英登さんに階段式タラップ自力上らせる・・・
まず今回報道された内容が以下となる。
鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。バニラ・エアは「不快にさせた」と謝罪。車いすでも搭乗できるように設備を整える。
引用元 : https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-00000010-asahi-soci
問題の大まかん概要が以下となる。
木島英登さんは、2017年6月3日に知人5人と旅行のため関空から奄美へと向かうことに。
だが、奄美空港では降機が【タラップ】になるとして【歩けない人は乗れない】と搭乗拒否をされる。
そこで、彼は同行者の手助けで上り下りをすると伝え、実際に知人の力を借りて車いすの木島英登さんを担ぎタラップを下りた。
ちなみにタラップという物が以下となる。
まぁ、階段ではあるが誰かの力を借りれば全く問題のない構造。
そして木島英登さんは、奄美から帰宅しようと帰りの関空行きの便に登場する際に問題が起きた。
それが、バニラ・エアから業務委託されている空港職員に「車いすで担いでタラップを下りたのは規則違反」だったといわれるのである。
その後、職員から訳の分からない説明受ける。
それが、「同行者の手伝いのもと、自力で階段昇降できるのなら搭乗できる」という説明・・・
車いすごと木島英登さんを担いで上り下りするのと、自力で階段昇降できるのってそんなに重要なことなのだろうか?
はっきりと行って耳を疑ってしまうな・・・
そこで、木島英登さんは仕方なく車いすを降り、腕の力だけで17段のタラップを自力で3分~4分かけて上っている。
そのイメージがこちら
もう一度言いたいが、車いす降り自力で登る事と車いすごと担いで上り下りするのって何か違いがあるのだろうか・・・
職員方は規則なのでと言ったようであるが、自力で腕の力だけタラップ登れなければ搭乗出来ないなんてとてもおかしな話である。
むしろ一番イラっとするのは、最初に関空で説明された時に「歩けない人は乗れない」という言葉だ。
歩けない人は飛行機も乗ってはいけないのだろうか・・・
本当にこのような問題が日本で起きた事に悲しくなるな。
ネット上の反応
普通そんなお客さんがいたら介助するか担ぐくらいのことはしないと、とてもその場にいられない気持ちになると思うんだが
この会社の体質を物語っている気がする。
要は客が言うことを聞かないで、どうしても乗ると言ったから、だったら勝手に這い上がれば?助けないからね。ってことでしょ?
バニラエアに乗るより、大手航空会社のほうが良いわね。トラブルメーカーの航空会社に乗りたくない。
女性なら介助できないかもしれないが男性職員がいるでしょ?
初めから「自力搭乗が条件」とか規約にそう書いているなら仕方ないことだと思うが、普通書いていないよな。
ちゃんと事前連絡は必要だろうが、その連絡さえしていれば補助するべきなんだろ?
ま、会社の規約がどうだろうと、「人としてどうか」ってのが一番の問題だろうと思うが。
しかし職員をそういう発想にさせてしまう組織に問題ありだし、すぐに責任者に指示を仰げない体制も問題
バニラ・エアは謝罪するも規則で認めていなかった・・・
そんなバニラ・エアは、タラップを上り下りする際におんぶしたりするのは、危険なので規則に認めていなかったと話している。
また、今後は階段昇降機も導入するようである。
そして以下のようなコメントもされている。
「やり取りする中でお客様が自力で上ることになり、職員は見守るしかなかった。こんな形での搭乗はやるべきでなく、本意ではなかった」とし、同社は木島さんに謝罪。木島さんは「車いすでも心配なく利用できるようにしてほしい」
やはり規則なのでしょうがないとは思うが、人としての対応をどうなのかな?と思ってしまう。
目の前に足が不自由な方がそのような上り方をしていたら、逆に危険でもあり助けようとすると思う。
規則を破れば現場にいた職員に何かしらの罰があったのかもしれない。
ただ、そのような光景を見て辛くなかったのかな?とも思う。
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