山本隆造(山本化学工業社長)の顔画像や経歴は!?中国製を混ぜた理由は?
2017年5月に厚生労働省の立ち入り検査で山本化学工業が自社で作っている、アセトアミノフェン(AA)に安価な中国製のアセトアミノフェン(AA)を混ぜて水増しをしていた事がわかったようである。
そして、社長の山本隆造はこの問題を受けてかは分からないが、和歌山県製薬協会の会長を辞任している。
今のところ、被害などの報告は一切出ておらず、厚生労働省の報告でも【品質と副作用】に関しては問題見られずと報告されている。
だが、問題を見られないからといって許される行為ではないと思う。
そのような行為がまかり通っていた事に問題がある。
そこで今回は、山本化学工業社長・山本隆造の顔画像や経歴について迫りたいと思う。
山本化学工業社長・山本隆造、厚生労働省の立入検査後会長を辞任・・・
まず今回山本化学工業の問題の報道がこちら。
多くの風邪薬で使われている解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン(AA)=キーワード=製造で国内最大手の原薬メーカー「山本化学工業」(和歌山市)が、自社で作ったAAに安価な中国製AAを無届けで混ぜて水増しし、製薬会社に出荷していたことがわかった。医薬品医療機器法(薬機法)違反にあたり、厚生労働省が5月に立ち入り調査を実施。指導権限を持つ和歌山県が近く処分する方針だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170622-00000001-asahik-soci
問題の【アセトアミノフェン(AA)】であるが、これは多くの風邪薬に使われる成分の一つ。
主な効果は、熱を下げる・痛みを和らげるといった効果があり、副作用も少ない事で市販されている薬に多く使われている成分の一つでもある。
その、アセトアミノフェン(AA)を作っていたのが和歌山県にある【山本化学工業】である。
社長は山本隆造であり、以前までは和歌山県製薬協会の会長を務めていた人物。
そして、山本化学工業はこの成分の国内シェア80%を占めている会社でもある。
その数字からみても、ほとんどの風邪薬に入っているアセトアミノフェン(AA)は、山本化学工業で作られていると言っても過言ではないと感じる。
そして今回、この会社は中国で作られた安価なアセトアミノフェン(AA)を輸入し自社のと混ぜて製薬協会に出荷していたと報じられている。
国内で製薬や原料を作ると、審査などのチェックが入るのであるが、海外の物になるとどのような製造されたかなどが不明な部分もある。
本当に信じられない報道であるが、事実のようで大変ショックでもある。
中国製のアセトアミノフェン(AA)を使用することを届けていなかったのは、届ければ却下されると分かっていたからだと思う。
さらにその却下される理由も分かっているはずだ・・・
やはり水増しをしていたという事は、利益を追求なのだろうか・・・
ネット上の反応
安かろう、悪かろうか。怖い。
利益優先になり中国製を使用していたとは
薬の効果にどんな影響がでたのでしょうかね
出荷停止は当たり前 捜査をしっかりしてほしい
ジェネリックの信頼性が地に失せた瞬間だな
氷山の一角だろう。
只ですらくそ高い医療費に苦しんでいるのに
許せないし,中国、朝鮮の品ならば少し位やすくとも要らない。
中身が心配だし,後で後遺症に苦しみ兼ねない。
山本化学工業社長・山本隆造の顔画像や経歴は?中国製を混ぜた理由はやはり利益なの?
そんな社長の顔画像やプロフィールがこちら
- 名前 : 山本隆造
- 年齢 : 不明
- 職業 : 山本化学工業 社長
- 住所 : 不明
また、山本化学工業の情報がこちら
- 企業名 : 山本化学工業株式会社
- 業種 : 製造業
- 事業内容 : 医薬品原料の製造
- 住所 : 和歌山市舟津町1丁目4
- 創業 : 昭和21年5月創業
- 資本金 : 1,125万円
- 代表 : 山本隆造
今のところ詳しい社長の経歴の情報はない。
こちらに関しては、分かり次第追記したいと思う。
和歌山県にある【山本化学工業】は今回の問題に関しては、未だ処分が決まっていないので回答などは保留をしている。
ただ、数年前から中国製のアセトアミノフェン(AA)を1割~2割混ぜており、費用を節減し生産量を上げるためとも答えている。
となるとやはり、中国製を利用した理由は【利益】の為だと考えるのが普通なのではないかと思う。
ただ、今回厚生労働省の立入検査後、に山本隆造は和歌山県製薬協会の会長を一身上の都合で辞任をしている事から、何かしらの責任を感じて辞めているのかもしれない・・・
国内国外薬品業界の内部の方から聞いた意見ですが、本当の問題は ①PMDA(独)医薬品医療機器総合機構(厚労省の外郭団体)は変更の届け出から受理までの時間がかかりすぎる。 ちょっとした日々の製造過程からくる工夫で生まれた製造課程の変更とかは、製造業なら工夫を日々加える事自体、ごく普通の事ですよね。また原料調達先の変更を届け出ると、ものすごい時間がかかる ②Bio-equivalence という活性医薬成分APIの生物学的同等性の認証は日本はものすごく遅れている(と言うか既得権益の製薬会社利権を守るためか、けっこう「急がなくてもよい」という風習がはびこっている) → これらが本質的な問題です。
欧米やインドではジェネリック薬品は製造技術も規制能力/知識もものすごく進んでいます。 市場にも深く浸透しており(アメリカなど約70%<、カナダでも70%近く)医療費の多大なる節約に貢献していますが、日本のジェネリック薬浸透率は10%ほどに取り残され、薬の高い状態が続いてます。(「効かないと思ったらジェネリック薬だった・・」みたいなバカげた遅れた意見がはびこる情けない日本、生物学的同等性の活性成分を使用しているジェネリックが効かないはずがないのに(FDAでも承認されているのですから)、遅れた考えの人があまりにも日本には多い) 日本の製薬会社のジェネリック製造ノウハウが低いため、インドの会社を買収するのはこの理由です。 国内の既得権益を守りすぎると、別の能力の進展が遅れます。
このジェネリック薬を使えない、遅れた、まちがった習慣を是正しないと40兆円の医療費は高騰するばかり、お医者さんは疲弊するばかり。もっと薬代を節約して、製薬会社や最近世間にはびこるえらそうな薬剤師に回す金を抑え、お医者さんと看護婦さんの報酬を上げて医療労働環境を改善すべきが、日本のするべき医療改革だと思います。