- 2017-03-15
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【秀光ビルド】で欠陥住宅が見つかる!トラブル物件の画像は?
ハウスメーカー【秀光ビルド】が建てた家に【建築基準法】に違反している欠陥住宅があると週刊文春が報じたようだ。
秀光ビルドと言えば、PRタレントに【石塚英彦】を起用し、安心して暮らせる家づくり、地震に負けない家と謳っているメーカーでもある。
また、最大の特徴といえば【ローコスト住宅】
家一つが1000万円を切るのもあり、その辺りが最大の人気の一つだ。
だが、その裏では何やらコストを抑えすぎて色々とトラブルや保証金を支払いクレームを抑えているケースもあるようだ。
そして今回、週刊文春の取材により秀光ビルドが建てた家には【建築基準法】に違反している家もあったとされている。
どんなに安く購入したとしても安心して暮らせない家など必要はないだろ。
そこで今回は、秀光ビルドが建てた家で建築基準法に違反がある欠陥住宅やトラブル物件の画像についてお伝えしたいと思う。
【欠陥住宅】柱や壁の位置・土台と基礎がずれている!?秀光ビルドトラブル物件の画像とは?
まず今回週刊文春より報じられた内容がこちら
ローコスト住宅のハウスメーカー「秀光ビルド」の物件に建築基準法違反など“欠陥住宅”が続出していることが週刊文春の取材で分かった。秀光ビルドは1991年に石川県で創業し、北陸から関西、中部、東北へとシェアを拡大。現在までに手掛けた住宅は全国に1万戸弱ある。年間売上げは300億円を超え、5年以内の株式上場も見据えている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170315-00001761-bunshun-soci
今回秀光ビルドが昨年3月に完成させた施主が家に問題がないか調査を【タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所】に依頼したようだ。
すると以下
のような建築基準法に違反している欠陥住宅だということが分かった。
- 土台の下に基礎が築造されていない部分がある。
- 土台と基礎が10cmもずれている。
- 1階と2階の柱や壁の位置がずれている
- 耐震を強化する【ダイライト】が継ぎ接ぎで貼り付けられていた。
仮に調査をしたのが2017年の3月だったとしても、まだ1年しか経っていない新築物件とも言えるにも関わらずこの現状だ。
そして週刊文春はこの家の現場監督であった人物に取材をすると以下のような答えが返ってきた。
「私は会社に在籍した約3年間で約70件の物件に関わりましたが、その1割に問題があったのは事実です。残りの物件がどうかと言われれば、正直自信がない部分もあります」
自信がないものをお客さんに提供してどうするんだよ!と言いたい。
この現場監督は現在退職しているようであるが、70件担当し7件はトラブルが確実に問題あったとなるが、他の家も自信がないということは、施主が気付いてないケースもありえる。
正直ローコスト住宅が最大の売りとしている秀光ビルドで家を建てるのはとても分かる。
だが、このような現状ではちょっと信頼が掛けると感じる。
そもそも、このような建築基準法に違反する欠陥住宅が出来上がってしまう背景にはやはり秀光ビルドがコストを抑えて過ぎている部分があるようだ。
秀光ビルドでは、1000万円を切るローコスト住宅の為、現場監督は一人で何十件も担当している。
この事で一つ一つの物件に集中出来ない事もあるようだ。
そして、次にコストが抑えられているので、施工する大工や業者など良い職人達を確保出来ていない事もトラブルに繋がるようだ。
また、秀光ビルドでは以下のようなCM動画も公開している。
確かにローコストで家を立てられば経済的にも楽になるのは確かである。
だが、そこに【安全】が無ければなんの価値もないのではないかと感じてしまう。
その他の秀光ビルド欠陥住宅でのトラブル
上記の他にも施主と秀光ビルドとの間ではトラブルがあるようだ。
大工不足や現場監督が案件を抱えすぎて倒れ約1ヶ月間も工事が中断したり、外壁コンクリートにあるシミが出来たと思ったらトイレの漏水が起こっていたりしている。
また、大阪では保証金を1千万円施主に払い納期が5ヶ月間も遅れたトラブルもあるようだ。
全ての工事がこのような事が起こっているわけではなく、中に通常通りの施工をしている。
だが、時に現場監督の疲労や大工不足による良い職人の確保が出来ず上記のような欠陥住宅が出来上がってしまうのも事実である。
やはりこれは、秀光ビルドの業務体制をしっかりとして欲しいと感じるが、そうなればローコスト価格という最大の売りはなくさなければいけないのかもしれない。
ネット上の声
ネット上では以下のような意見があるようだ。
もうそろそろ安いものが良いってことやめません?
モノの値段には自分達の給与も入っているって考えられませんか?
あまりにも安いということは?・・・・って考えてみると良いでしょう70件担当して7件も欠陥って
受け渡しの時にキチンと確認しないとダメだね
それか、建築士連れて確認が一番かなぁ?他のハウスメーカーと迷ったけど、営業マンが嫌やったから辞めといて良かった。
そりゃそうなるでしょうよ。現場監督も可哀想だよ。ローコスト建て売り住宅なんかは想像するに恐ろしい。
これはなかなかの文春砲。やっすいくせにめちゃくちゃ広告打って宣伝してる裏にはこんなのとがあったのか。
1000万以下の格安住宅なのに、ちゃんとしてると思う方が世間知らずなだけだと思うが?
安いなりの理由があるもんです。
高い大手メーカーだから安心というわけでもないし。地元の心ある工務店さんや、そういうところを紹介してくれる住宅建築コーディネーターさんもいるので、納得できるところを見つけられるといいですね。百円ショップの商品がすぐ壊れたり多少品質が悪くても一々文句を言う人は他の店で買った人達よりは少ないだろう。
安宿を選んだ人が一流ホテルのサービスを要求したりもしない。
他より安いものを選んだのだから品質が下がるのは当たり前だ。適正価格ってあるよね、何処か捻じ曲げなきゃこんな価格あり得ないよ(´・_・`)
秀光ビルド創業者 檜山国行会長
また、創業者である檜山国行会長に施主が気づいていないだけで建築基準法に違反している家があるのでは?と聞かれると、
「検査は出来る限りやっていますが、その可能性は否定できません。気になることがあれば誠実に対応したいと思います」
いやそこは、自信もって否定してほしいと感じるが・・・
では安全な家を作っている自覚はないのだろうか?
ホームページ上では、自分が施主ならの理念でなど記載があるが、檜山国行会長は本当にそう思っているのだろうかと疑問に思ってしまう。
コミコミ価格945万円などと記載もあり、正直一軒家を検討されている方にとっては魅力的な物件だと思うが、ホームページなどに記載しているように【安心して暮らせる家づくり】を心がけて欲しいと願う。
一体どのようにしたら土台と基礎が10cmもずれている、建築基準法に違反する欠陥住宅ができるのだろうか・・・
そんなの作ったらそりゃトラブル物件になるのも当たり前。
施主からすれば1000万円以下だろうか十分大金である事を忘れないで欲しい。
どんなに安くても安全性という部分だけはコスト削除やズボラな施工はしてほしくないと思う。
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